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舶用大型低速2サイクルエンジン 2022年度の生産実績

2023年5月10日

 

  株式会社三井E&S(社長:高橋 岳之、以下当社)の玉野工場(岡山県玉野市)におきまして、2022年度に製造した三井-MAN B&W低速2サイクルエンジンの生産量は136基、283万馬力となりましたのでお知らせします。

 

 当社は1926年にデンマーク B&W社(現:MAN Energy Solutions社)と技術提携を結んで以来、世界のトップメーカとして生産実績を積み重ね、累積生産馬力は1億1,500万馬力を超えています。

 

 また、当社はIMO(国際海事機関)が定める国際海運からのGHG削減戦略に基づき、次世代燃料エンジンとその周辺機器の製造・開発を進める舶用推進システムサプライヤとして、今年度より体制を新たにスタートしております。今後、二元燃料エンジンやその周辺機器の需要はますます増加します。さらに、舶用2サイクルエンジンは、経済安全保障推進法における特定重要物資に指定されています。当社は、運転設備の増強を進めるとともに、海運からのGHGゼロエミッションに貢献するアンモニア焚きエンジンとその周辺機器の開発※1を進め、お客様に安心してお使いいただける製品の安定供給と拡充に努めてまいります。

 

 なお、2023年4月3日付で公表しました通り、舶用エンジンの新会社「株式会社三井E&S DU」発足に伴い、同社の今年度製造予定も併せてお知らせします。
同社は、1948年にSULZER社(2サイクルエンジン部門)(現:WinGD社)と技術提携を結んで以来、DUブランドとして75年に亘って国内外の多くのお客様にご愛顧いただいており、WinGD社のライセンシとして、これからもお客様にご愛顧いただける商品、サービスの提供を目指してまいります。

 

 【大型低速2サイクルエンジン 生産量及び生産予定】
 2022年度  136基・283万馬力
 2023年度  160基・325万馬力※2

 

  1. ※1 当社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業「アンモニア燃料船開発と社会実装の一体型プロジェクト」に参画しております。
  2. ※2 2023年度は三井E&S DU社の生産予定を含む

 

 

 

 

 

(イラスト)LPG焚き二元燃料機関 ME-LGIP外観と燃料噴射装置(断面図)

 

 

   

(写真)三井E&S DU社 6X62DF外観

 

 

 

[お問い合わせ先]
株式会社三井E&S 経営企画部 広報室
長谷川・乾(いぬい)  電話:03-3544-3147

 

 

 

 

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