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大型舶用エンジン 2023年度の生産実績

2024年5月9日

 

  株式会社三井E&S(本社:東京都中央区、社長:高橋 岳之、以下「当社」)の2023年度の大型舶用エンジン生産量は、グループ合計で155基、316万馬力となりましたのでお知らせします。

 

 当社は1926年にデンマーク B&W社(現:MAN Energy Solutions社)と技術提携を結んで以来、世界のトップメーカとして生産実績を積み重ねてきました。また、2023年4月に当社グループ会社として発足した株式会社三井E&S DUは、1948年にSULZER社(現:WinGD社)と技術提携を結んで以来、DUブランドで75年に亘って大型舶用エンジンを製造しています。これにより当社グループは2023年度より世界の大型舶用エンジンの2大ライセンサである MAN Energy Solutions、WinGDのダブルライセンシとしてお客様に両ブランドの大型舶用エンジンを提供できる体制を構築しました。

 

 当社グループは事業活動を通じて社会課題の解決に貢献すべくマテリアリティとして「脱炭素社会の実現」を掲げています。国際海運の分野では、船舶からのGHG(Green House Gas)削減が喫緊の課題であり、当社グループは、舶用推進システムのリーディングカンパニーとして、アンモニア焚きエンジンとその周辺機器の開発※1及び水素燃料による大型舶用エンジンでの燃焼運転に世界で初めて成功※2する等、国際海運のGHG削減に大きく貢献できる舶用推進システム提供に向けた歩みを着実に進めています。また、このような次世代燃料エンジンの需要増加に対応すべく生産設備の増強を進めており、今後ともお客様のGHG排出削減に貢献する製品の開発・拡充・安定供給に努めてまいります。

 

【当社グループの大型舶用エンジン生産実績及び生産予定】
 2023年度生産実績  155基・316万馬力
 2024年度生産予定  146基・304万馬力

 

 

※1 当社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業「アンモニア燃料船開発と社会実装の一体型プロジェクト」に参画しています。

※2 関連プレスリリース
 >世界初大型舶用エンジンでの水素燃焼運転に成功(2024年3月7日)

 


 

   

三井E&S製造 LNG焚き二元燃料エンジン

 

   

三井E&S DU製造 LNG焚き二元燃料エンジン

 

 

 

[お問い合わせ先]
株式会社三井E&S 経営企画部 広報室
電話:03-3544-3147

 

 

 

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