財務経理の仕事については学生の頃から学んでいたわけでもなかったので未知の世界でした。ただ、会社経営を支える役割を担う仕事ということに興味が湧き、三井E＆Sグループはどの事業も社会貢献ができて規模の大きさも他社とは桁違いだと感じ、その事業が円滑に進められるような手助けをしていきたいと考えていました。決め手となったのは当時の採用ホームページに記載のあった「人を育てる社風」があるということ。経理の知識が全くないのに財務経理部に入ってやっていけるのかと不安がありましたが、この「人を育てる社風」があればやっていけるのではと思わせてくれて、背中を押してくれました。
一年目は、先輩に頼りっきりでしたが、ある時先輩が不在の期間がありました。その間、今まで先輩が対応してくれていた問合せが自分のもとにきて、初めて一人でその対応をせざるを得ない状況になりました。その経験をきっかけに、「仕事」を自分ごととして捉えられるようになりました。一つ一つの仕事において、目的は何か、会社にどのような影響があるのかを理解しながら仕事をすることを学べた期間だと思います。当社で最初に学んだ言葉が「経理とは経営を管理することである」というもの。会社が方向性を間違わないような羅針盤の役目を果たすことができる財務経理のプロフェッショナルになるという想いで頑張っています。

2年目で新入社員の教育担当になった後は、不慣れでちゃんと教えられているか不安もありますが、誰かに教えるということは自分がしっかりと理解していないとできないと改めて実感し、勉強し直すきっかけになり理解度が増して自信にも繋がっています。そういった経験から、業務を教わる度に、後輩にちゃんと説明ができるかという視点で学び、覚え、考えるようになりました。「人を育てる社風」に育てていただいている私も、しっかりと後輩を育てられるようになりたいと思っています。