技術への挑戦
技術への挑戦
センサーは、国も期待している成長領域 センサーは、国も期待している成長領域

THE CHALLENGER:2017年入社 佐知 嵩之

海の近くで育ったせいか、地球温暖化の影響で海面が上昇している実態に心を痛めるような小学生時代を過ごしました。大学で電気電子工学科を専攻したのも、人間の営みに欠かせない電気を、環境に負担をかけずにどう生み出すのか追求したかったから。研究室では、磁性体という、いわゆる磁力を使って発電する実験にのめり込んでいました。そんな自分にとって、持続可能な社会の実現に取り組む企業への就職は最重要事項。あの巨大なクレーンの自動化を目指しているだけでなく、CO2削減にも貢献していると知ったときは、運命を感じました。

佐知 嵩之

入社以来、制御システムという部署で、クレーンを自動で動かすために必要なセンサーの取り付けや調整を行っています。「コンテナを掴んで離す」とクレーンに指示するには、主に3つの働きをするセンサーが必要です。①クレーンやコンテナとの衝突を防ぐための「衝突防止センサー」、②動かすための「走行センサー」、③吊り具をコンテナに取り付けるための「着床センサー」です。経験や知識が求められる仕事なので、入社4年目で走行センサーの主担当を任されたときは驚きました。着任して半年経ち、まだ不安は残りますが、自動化がうまく行ったときの達成感は格別です。じつはセンサーを活用した事業は、国からも補助金が出るほど、成長が期待されている領域。活用事例のひとつである「予防保全センサー」はクレーンの耐久性を測るセンサーを取り付けることで、異常を未然に発見するセンサーのこと。これが標準整備されれば、事故などのトラブルも防げますし、新しいクレーンを早めに発注することもできる。センサーの活用を通して、業務効率の向上や作業者の負担軽減に貢献していきたいです。

佐知 嵩之

THE CHALLENGER:佐知 嵩之

2017年入社/運搬機システム事業部 
制御システム部

工学部 電気電子工学科(磁性体デバイス工学研究室) 修了
海の近くで育ったため、海釣りが趣味。仕掛けがうまくいき、狙った魚が釣れるのが楽しい。会社の友人とフットサルチームを発足し、地元の大会に出場している。
※所属名等は取材当時のもの

OTHER CONNECT PERSON OTHER CONNECT PERSON

未来を繋ぐタレント