2023年08月07日
舶用エンジン向けMET過給機 当社初号機を受注・完成
株式会社三井E&S (社長:高橋 岳之、所在地:東京都中央区、以下「当社」)は、2022年より三菱重工マリンマシナリ株式会社(社長:堀 俊明、所在地:長崎県長崎市、以下「三菱重工マリンマシナリ」)と締結したライセンス契約に基づき、当社製として初号機となるMET42MBおよびMET66MBII過給機を受注・完成させましたのでお知らせいたします。今回完成した過給機2台は、当社で製造中の舶用エンジン6G80ME-C10.6-EGRTCに搭載予定です。
今後はさらに、MET42MBIIについても初号機を2023年度中に完成させることを計画しており、お客様の様々な需要に対応していくために型式を適宜拡充していく予定です。
MET過給機は三菱重工マリンマシナリがエンジンの高出力・高効率化要求に対応した技術として1965年から製品展開しており、現在は舶用の大型2ストロークエンジンに搭載される過給機の世界シェアにおいて約50%*1を有している過給機です。
当社は、1981年に現MAN Energy Solutions SE (本社:ドイツ)と過給機のライセンス契約を締結して以来約40年間にわたり、累計4000台を超えるMAN過給機の製造・販売を行ってきました。さらに、MET過給機を新たに自社製過給機のラインアップに加えることで、三井-MAN B&W機関においてより最適な過給機選定を行うことができる体制を整えました。
また、長年培った過給機メーカーおよびエンジンメーカーとしての経験を活かし、三井-MAN B&W機関全体を新造から就航後のアフターサービスまで一貫してライフサイクル全体にわたりお客様に貢献できる体制を強化し、安心・安全を全面的にサポートしてまいります。
*1 三菱重工マリンマシナリ調べ
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